雨と高温が一緒にやってくるこの時期、お部屋のジメジメ対策はどうしていますか。
エアコンで室内を冷やしながらサーキュレーターで空気を循環するも、雨が続くと今ひとつすっきりしないことも。
雨の日を快適に乗り切る方法の一つとして、除湿機を使ってみるのもおすすめです。
除湿機は電気の力で空気中の水分を奪い、湿度を強制的に下げる機器です。室温は下がりませんが湿度が改善されるので体感的に不快なジメジメが緩和されます。
除湿機は大きく分けてデシカント(ゼオライト)式とコンプレッサー式との2種類があり、除湿する仕組みが異なります。
デシカント(ゼオライト)式は除湿材を使って空気中の湿度を吸収します。
水分を吸った除湿材は内蔵の電気ヒーターによって暖められて乾燥するので、繰り返し除湿ができます。
水分はヒーターであたためられ、熱交換器内を通り、冷やされて水滴に戻りタンクにたまります。
コンパクトで軽く、比較的静かです。電気ヒーターを使用するので電気代がやや割高になります。
室温も上がる為、その暖かさを利用するなら冬場の結露対策にぴったりです。
コンプレッサー式は空気を冷やすことにより水分を取り除く方法です。
電気の熱で空気を冷やし湿気をとりますが、室温を下げる機能はありません。
冷やされた空気は水滴に変わりタンクの中にたまります。除湿量が多くパワフル、たくさん湿度を取り除きたい時にぴったりです。デシカント式に比べサイズや振動音の大きいものが多いですが、室温の上昇と電気代はどちらも控えめです。
さらに最近はその両方の良いところを搭載したハイブリッド式も登場しています。
一年中湿度に悩まされるお家には、季節に応じて使い分けできて便利です。ただ大型で値段もそれなりのものが中心です。湿度の種類や季節を考え、お家に合うものを選んでください。
±0の除湿機 D010はコンプレッサー式です。
なるべくコンパクトに見えるよう、どこから見ても四角い箱のような外観にしました。
操作部分や持ち運び用の持ち手は天面にまとめたので、どんなインテリアにもなじみ主張しません。
除湿可能面積は木造なら〜約10畳(約17㎡)、鉄筋は〜約20畳(約33㎡)です。
温かい風を出す構造のため、運転中は室温が1~2℃上昇します。付属の蛇腹のダクトホースを使えば、中まで濡れてしまったレインブーツを乾かしたり、下駄箱に乾いた風を送り入れたりと、ちょっと便利に使えます。湿度をパワフルに取り除きたい方には、おすすめです。