2016年の師走。中学受験本番まで1か月余りとなりました。
大晦日と元旦を除いて、息子は塾に家にと勉強漬けの毎日です。
「そこまでしなくても地域の公立に行けばいいじゃない」と言う人もいるでしょう。
私だって心の片隅ではそう思っているんです。
とくに6年生になってからは、何度もそう思うことがありました。
「無理して受験することはないのよ」と言ったこともあります。ただここまで来たら、
あともうひと息頑張って、これまでの努力を実らせて欲しいと祈るばかりです。
「年末から年始にかけての直前期、保護者の皆さまにお願いしたいことは1つだけ。
健康管理です。私どもは学習面について最善を尽くします。
皆さんは、お子さんが風邪などをひかないようしっかり配慮してあげてください」と塾の先生はおっしゃいます。
まさしく、受験直前期は風邪やインフルエンザの流行期。万全の対策を行うことは親の役目に他なりません。
予防接種はもちろん済ませています。
その他、人の多い場所ではマスクをさせる、手洗いうがいを徹底させるなど、
日常的なことも口やかましく言っています。当然、食事や睡眠時間もしっかり管理しています。
「あと、何ができるのでしょう?」と塾の先生に相談すると…
「お子さんの勉強部屋に、加湿器はご用意されていますか?」と。 えっ、加湿器?
先生いわく、大人に比べて子どもの粘膜は弱く、部屋の中が乾燥するとすぐに風邪をひいてしまうそう。
なので、教室でもエアコンの暖房を入れるときは必ず加湿器を併用しているのだとか。
最近ではどこの進学塾でも取り入れているマストアイテムの1つなのだそうです。
加湿器が受験のマストアイテム! それは知りませんでした。さっそく用意いたします!
ということで、いま息子の勉強部屋では、シンプルだけどちょっとおしゃれな水瓶型の加湿器が、
暖かいミストでお部屋に潤いを与えてくれています。
加湿器といってもいろいろあります。
「これはいい!」と決め手になったのは、ミストの吹き出し口にアロマポットがついていること。
アロマの中には、受験生にもぴったりの香りがあるようなのです。
集中力を高めたいときはユーカリやローズマリー、眠気覚ましにはペパーミント、バジルには
脳を活性化させる作用が、レモンは記憶力を強化するのに良いといいます。
聞きかじりのことで、どこまで効果があるかは分かりませんが「できることはすべてやってあげたい」と思うのです。
でも、私にできることはここまで。
泣いても笑っても、母と子二人三脚の中学受験も、あと1か月で終わります。