結婚をして家庭を持つと、1年のうち親の顔を見るのは“盆暮れ正月”がいいところ。
とくに両親が健在で実家が遠い私の場合、正月だけ、という年もしばしばです。
それだけに、小さな変化に気づくことも多々あって、その都度小さな心配が芽生えるのです。
今年の正月、1年ぶりに家族を連れて帰省したときも「これはちょっとまずいな」ということがありました。
幸い両親はいたって元気。安心しました。ちょっとまずいのは両親ではなく、洗面所のこと。
「こんなに寒かったっけ?」と私も妻も驚いたのです。
父にそれを問うと「築30年にもなれば仕方ないだろ」と諦め気分。
リフォームを勧めてみたものの「オマエがお金を出してくれるならやるけど」と、
すかさず直球を返され、その時点でこの話はなかったことに。後ろ髪を引かれつつも実家を後にしたのです。
「あのまま放っておいたら良くないと思うわよ」と妻は言います。
「お風呂に入るとき、すごく寒かったでしょ。お父さんお母さんだって、やっぱり寒いと思うのよ。
それに冬場はヒートショックの事故が増えるっていうじゃない。高齢者になるほど危ないっていうし。
私も母にそう言われて、小さな暖房をおねだりされたんだから」と。
そういえば去年、老猫と暮らす妻の母から「洗面所が寒い」と泣きつかれて
コンパクトなセラミックファンヒーターを買ったっけ…「あれって、どうなの? お母さんなにか言ってた?」
「すごくいいみたい。小さいわりにはパワーがあって、洗面所くらいの広さなら、
足もとだけじゃなくてあったかくなるって。同じやつをプレゼントしてあげたら?」。
そんな妻の勧めもあって、改めて±0のミニセラミックファンヒーターを調べてみました。
確かに良さそうです。難しい操作の必要はなく電源ボタンをポチッと押すだけで、
すぐに温風が出てくるところや、電源を切り忘れても1時間後には自動的に電源オフになるところなど、
親世代が使うにしても簡単で安心な機能がしっかり搭載。コストパフォーマンスもvery good!です。
と、そこで脳裏にひらめいたのが「これって、わが家にも1台欲しいよな」という思い。
寒さはこれからが本番。
朝晩の洗面所やおトイレ、キッチンなど、使えるシーンはたくさんあるじゃないか!
ということでこの冬は、この小さなセラミックファンヒーターが、私たちの足もともしっかりあたためてくれそうです。