そろそろ３月。暦のうえではもう春です。そう、ドライブが気持ちよい季節の到来です。
でも、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、「ドライブは楽しいけれど、
後の掃除が大変！」と思っている方も多いのではないでしょうか。
家を出る時の勢いはどこへやら、
目的地に着くまでの間に子どもたちはすっかり退屈してしまいます。
そこで登場するのが「おやつ」です。
スナック菓子やクッキーなどを後部座席でパリパリ、ポリポリ。
「こぼすなよ～」と言ったところでちびっ子たちはおかまいなし。
とはいえ、春先はまだいいのです。
これが、夏の海水浴シーズンには、ドライブ後のクルマの中は、おかしのクズやら
海辺の砂やらでえらいことになってしまいます。
そして、自宅に戻ってその“惨状”を目の当たりにすることになるわけです。
「ちょっとクルマが汚れたくらいでカリカリしないでね」
シートの間に挟まって、なかなか取れないおかしのクズを掻き出す私に妻が言います。
確かにその通りです。
元気いっぱい走りまわる子どもたちの笑顔を久しぶりに見て私も心が和みました。
でも、私にとってクルマは単なる移動の道具でなく“相棒”のようなもの。
そのあたりが妻には分からないのです。だからあえて反論もせず、黙々と掃除に勤しむだけです。
そんなある日のこと。妻が「はい、これ」と。「ん？ 掃除機？」といぶかしむ私にこう言います。
「これまでのが重くて使い勝手が悪かったから買ったの。でも、ただの掃除機じゃないの」
ただの掃除機じゃないって、掃除機にどんな違いがあるんだろう？
そんな思いを察した妻は、おもむろに長いノズルを取り外して隙間ノズルを装着。
リビングのソファーにあてがうと、子どもたちが食べ落したポテトチップスのかけらから
猫の抜け毛までみるみる吸い取っていきます。
「すごいな！」と驚く私に、「コードレスだからこれならクルマの掃除もラクラクでしょ」と私に手渡します。
ほんとに軽い！しかもすごくパワフル！
感心しきりの私に妻が…
「あのね、パパがクルマを大事にしているのはよく分かっているの。
だからこそ、このクリーナーがあれば、パパも最後まで、笑顔でいられるでしょ？」。
楽しかった一日をいい思い出にする。
そんな妻の思いに、±０のコードレスクリーナーを握りしめ、感謝する私なのでした。